STYLINGCARE

ヘアスタイリング

こんにちはケンジです。
今回ご紹介する春夏スタイリングでは、ヘアシルエットをつくりだすために「コテ」を使いました。
ヘアシルエットは顔の印象をハッキリとさせたり、またシックにまとめたりと服と同じ様な効果をもっています。「コテ」を上手に使って、あなたが目指す春夏スタイルを楽しんでみてください。

「コテ」とは?

ナチュラルなスタイリングのポイントとして毛先をハネさせたり、ブローではなかなか出せない流れを作ったり、はたまた立体的なカールを入れるための道具。「コテ」を使いこなせるようになると、いろいろなアレンジやスタイリングが可能になり、スタイリングイメージの幅がぐんと広がります。

「コテ」使用上の注意
1 自分に合う「コテ」を選ぼう

「コテ」は直径が最小で12mm〜最大37mmのものまであります。目安としてはミディアム(肩の長さ位)の人、またはポイント的にクセをつけたい人は27mm位のものがおすすめです。またロングの人やソフトカールをかけたい人は37mmのものを選ぶと良いでしょう。

2 設定温度に注意

髪は通常130℃以上の熱を与えると、毛髪内の栄養が抜け出やすくなりパサつきやザラつきの原因になります。170℃位まで温度が上がるよう設定されているものが多いのですが、操作に慣れるまでは130℃前後の低温域で操作しましょう。

3 頼り過ぎもいけません

髪を濡らしたままで高温の「コテ」を使うと、「コテ」を当てた部分の温度が急激に上昇し、毛髪内の栄養が流れ出てしまいます。なので、いったんブローして髪の水分量を安定させましょう。またブロースタイリングすることによって「コテ」を必要とする部分もわかりやすくなります。

では「コテ」を使ってみよう
1 ブロッキングを忘れずに
どんな素敵なスタイルも始まりは「ブロッキング」から。左右のバランスの良いスタイリングが可能になります。
2 櫛で整えてから
高温の「コテ」は、髪をはさむと1、2秒でクセがついてしまうので、毛並みを整える前に「コテ」を使ってしまうと毛の流れがバラバラになってしまうことも。毛並みを整えてから「コテ」を使うと艶のあるカールに仕上がります。
普段使いのスタイリングではここまででもかたちになります。形付けができた状態でほぐしても十分です。
3 巻く髪の量に注意
使用する「コテ」の直径に合わせるようにブロックをとって髪を巻くと90%位その形に仕上がります。今のスタイルは毛先を削っているので直径の2〜3倍のブロックを目安にすると丁度良い自然な感じに仕上がります。
4 カールの形は回転数で決まる
Jカール(毛先を跳ねらせる、又は内巻に入れる)1回転
Cカール(サイドの流れやバックにボリュームをつける)1.5回転
Oカール(Sウェーブ)2回転を目安に巻きましょう。
5 仕上げる
髪全体に空気を入れるようにグシャグシャと崩しましょう。これまでの苦労が水の泡になってしまうと思いがちですが、こうすることによって顔にフィットするナチュラルなスタイルができあがります。
さあやるぞ!とコテのスイッチをONにする前に、髪を傷めないようになるべく短時間でできるようにコテのあて方をまず練習する事をオススメします。
6 仕上げは繊細に
髪全体に空気を入れるようにグシャグシャと崩しましょう。これまでの苦労が水の泡になってしまうと思いがちですが、こうすることによって顔にフィットするナチュラルなスタイルができあがります。


コテを使ったスタイリング方法は、上手になると毎日やりたくなってしまいます。しかし、毎日コテを使うと熱に髪が耐えられなくなります。このスタイリングは週に1、2度位にしておいたほうが良いかもしれません。またヘアカラーやパーマなどの影響で髪に多くのダメージを受けています。過度に髪に負担を掛けないよう日々のトリートメントや栄養補給は不可欠でしょう。ホームケアでは補いきれない部分もありますので月1回、サロンでのトリートメントケアをおすすめします。

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